本事業では、新たな価値を持つ組込みシステムの構築を通じて、我が国の社会的課題を解決できる素養を持つ情報技術者を、学部教育で育成することを目的とした実践教育ネットワークを構築します。
組込みシステムを系統的・効果的に開発できる技術者には、Product(システムを作る技術力)、Process(開発工程を進める能力)、Project(プロジェクト管理の能力)、Professionalism(ソフトスキル)の4能力を身に着けていることが求められています。
本事業では、これらの能力を涵養する課題解決型学習(PBL)の演習教材とシラバスを含んだカリキュラムを作成し、FD活動を通じて教員の教育実施能力を高め、国内の大学への普及をはかりながら、実践力を高める教育を行ないます。
名古屋大学 大学院情報学研究科付属組込みシステムセンター長
高田 広章