技術者のための文書作成法(1回目)
開講日 | 2018年04月25日(水曜日) |
開講時間 | 09時30分から17時00分 (09時00分開場,集合時刻09時15分) |
受講申込受け付け | 2018年04月19日(木曜日)09時まで |
受講料 | 20,000円(税込) enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」のコース受講料に含まれますので,同コースの履修者には請求しません. |
定員(先着順) | 30名 |
会場 | 名古屋大学 IB電子情報館南棟285講義室(アクセス) |
講師 | 海上智昭 (名古屋大学) 講師は都合により変更する場合があります |
講座概要 | ソフトウェア開発では,要求仕様書やアーキテクチャ設計書など複数種類の開発文書が作成されます.本講座では,それらの開発文書の作成に役立つ基本的な技法を学びます. 文書の作成方法やまとめられ方には,想定している利用者や利用状況別に,ブック型やトピック(指向)型をはじめ,様々な特徴をもっています.文書である以上,最低限満たすべき特徴は共有されますが,想定している利用方法が異なることから,両者では幾つか異なる発想,方法が求められる部分もあります. 本講座で扱う文書作成の技法は,単に日本語の"てにをは"に終始することなく,より多くの読み手に納得してもらえる文書を作成できる技術者の育成までを視野に含みます. はじめに,開発文書が果たす多様な役割を確認し,文書作成の動機を強めます.その上で,論文やレポートが日常的に書かれている大学における学生の指導方法を参考に,文書作成のコツを学びます.例えば,表現の適切さ,ロジック,目的との一致に着目します.その上で,読みやすく,分かりやすい文書を作成する技法の習得をねらいます.言語的な問題のみならず,論理的思考や分かりやすい図の書き方など,良い文書を作成するために求められる技法や知識を学びます. 本講座は,全てのソフトウェア開発者に有効です. |
実習機材 | 講義当日は、受講者にWindowsPCをお貸しします |
到達目標 | 分かりやすい文書を作成するための知識や理解を深め,開発現場において実践することができる技法を習得する |
対象者 | 次の条件のいずれか,または双方に該当する方 (1)ソフトウェア開発業務に従事されている方 (2)文書作成能力を向上させたいと思う方 |
前提条件 | 何らかのソフトウェア開発の経験があること |
講義計画 | 1. ドキュメントとドキュメンテーション 2. よいドキュメント作成の試み 3. 批判的思考 4. 開発文書を批判的に書くということ |
enPiT-Pro Emb車載組込みコース履修者向け評価方法 | enPiT-Pro Embの「名古屋大学車載組込みシステムコース」履修者がこの科目を受講した場合の評価方法は次のとおりです(同コース履修者のみ). ・課題レポートにより評価します ・全時間数を出席していること,出席時間が必要条件に満たない場合は受講認定しない |
これまでに受講された方々の声 |
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備考 |
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