NEP|名古屋大学組込みシステム人材育成プログラム

NCES人材育成プログラム(NEP)
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AUTOSAR OS仕様とTOPPERS/ATK2の使い方

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開講日 2017年08月02日(水曜日)
開講時間 09時30分から17時00分
(09時00分開場,集合時刻09時15分)
受講申込締切り 2017年07月27日(木曜日)09時
受講料 2万円(税込)
定員(先着順) 20名
会場 名古屋大学 IB電子情報館南棟285講義室(アクセス
講師 浅野友宏(富士ソフト株式会社)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要

車載アプリケーションソフトウェアの開発分野においてAUTOSARの導入が進んでいます.AUTOSARの導入により,アプリケーションソフトウェアの再利用性は向上しますが,引き換えとしてメモリ使用量や処理速度等のオーバーヘッドが増大してしまうことが懸念されています. この問題に対応するには,アプリケーション開発者が,ソフトウェアコンポーネントだけでなく,RTE,BSWの仕様/実装も理解した上で,ECU全体の構成を考慮して最適化等を行いながら開発できることが重要となります. 特に,すべてのコンポーネントを動作させるOSは,AUTOSARアーキテクチャを支える土台であり,その仕様/実装を理解することによって,AUTOSARアーキテクチャにおけるソフトウェア開発や最適化(チューニング),デバッグ等を容易にすることが期待できます.

本講座では,BSWを構成するモジュールの一つであるAUTOSAR OSを,我々が開発しTOPPERSプロジェクトから公開したTOPPERS/ATK2を題材に,解説します.

本講座では,AUTOSARの基本セットであるシングルコア向けの SC1の範囲を対象とし,メモリ保護やタイミング保護は対象外となります.

本講座は,既にAUTOSARを使用されている方,AUTOSARの導入を 計画されている方に最適です.

本講座は,平成24年度に実施した"OSにフォーカスしたAUTOSAR概論"の内容を拡張し,より多くの方々にAUTOSAR OSについて理解頂きやすいよう,再編成したものです.

実習機材 講義当日は, 受講者1人につき1台,WindowsPCをお貸しします
到達目標 ・AUTOSARの概要を理解する
・ATK2の使い方を理解する
対象者 以下の(1)(2)の条件がOR条件の方
(1)車載アプリケーションソフトウェアの開発に従事している,もしくは従事する予定の方
(2)AUTOSARに興味のある方
前提条件 ・APIの使用方法, タスク, 割込みの概念などを理解していること(OSの種類は不問です)
講義計画 1.リアルタイムOSの基礎
2.AUTOSARにおけるAUTOSAROSの位置づけ
 OSEKに追加された概念
 スケーラビリティクラス,マルチコア
3.AUTOSAR OSの機能
 タスク,割込み処理,イベント,リソース,カウンタ
 アラーム,スケジュールテーブル,起動/終了,フックルーチン,その他
4.TOPPERS/ATK2の概要
 AUTOSAR OS仕様の曖昧点
 ATK2外部仕様
 TOPPERS/ATK2の紹介
 開発・実行環境の使用方法
 タスク管理機能
 割込み管理機能
 同期機能(イベント,リソース)
 アラーム,カウンタ
これまでに受講された方々の声
  • AUTOSAR OS全体を把握することができた. ソフトPF,RTOSの知見が会社としてないため,基礎技術として活用できる.
  • 現場でAUTOSARを適用したソフトの開発評価を行っているがAUTOSARのBSWについては,ブラックボックスでやってきたため苦労が多かったが,考え方と構成について理解することができたため,業務を円滑に進められると思う.
  • 演習で実際にコンフィグレーションして,実行し,動きを体験することができた.
  • 実際にボードにソフトをダウンロードして動作確認ができたので,理解が深まった.
  • AUTOSAR関連業務で曖昧だった部分がクリアになった.
  • OSAP等知らなかった事を知る事ができた.
  • 組込みOS,RTOS初心者にとっては,OS構造について理解が深まった.
  • 今後AUTOSARへの対応をしていく際にOSの知識を用いてコンフィギュレーション,デバッグ時に役立てられると思う.
  • OSについて理解を深めることができたため今後のAUTOSAR開発に役立てることができそう.
  • AUTOSAR, RTOS, ジェネレータなど新しい知識の獲得や復習ができた.
備考 本講座を受講いただく前に,AUTOSAR概論のご受講がおすすめです.また,リアルタイムOSについて本講座では概要のみの紹介ですが,本講座の内容をより体系的に理解する上で,リアルタイムOSの内部構造およびリアルタイム性保証技術のご受講がおすすめです.
募集期間に関わらず,受講のための名古屋大学からの諸手続き,連絡は,開講日1月前から開始します.それ以前に,開講手続きや,受講料の期間前納入のご相談には応じ兼ねます.ご了承ください.
お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください.
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