NEP|名古屋大学組込みシステム人材育成プログラム

NCES人材育成プログラム(NEP)
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リアルタイム性保証技術

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開講日 2017年12月11日(月曜日)
開講時間 09時30分から17時00分
(09時00分開場,集合時刻09時15分)
受講料 2万円(税込)
定員(先着順) 30名
会場 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)館2階会議室(アクセス
2017年09月05日更新
講師 高田広章(名古屋大学),松原豊(名古屋大学)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要

自動車や工作機械の制御システムなど,機械を制御する組込みシステムにおいては,与えられた時間要件を満たして動作することを保証すること(リアルタイム性保証)が求められます.

この講座では,このようなシステムにおける リアルタイム性保証のための技術について,理論面と実践面の両面から解説します.特に,リアルタイムOSを用いて複数の処理を並行に実行している時に, 各処理が時間制約を満たすことを検証するための理論体系であるリアルタイムスケジューリング理論について詳しく解説します.また,リアルタイムシステムの性能評価手法についても解説します.

実習機材 特になし
到達目標 リアルタイムスケジューリング理論とその適用方法,リアルタイムシステムの性能評価技術を理解し,開発現場において実践できるようになる
対象者 以下の1.-2.がOR条件で合致する方
  1. 組込みリアルタイムシステム開発において,主に,設計,実装,テスト工程の業務担当者
  2. リアルタイムスケジューリングやリアルタイム性保証技術に関して体系的に学びたい方
前提条件 組込みシステム開発とリアルタイムOSの基礎的な事項に関して理解していること
講義計画

1日目
・リアルタイムシステムとリアルタイム性保証
 -リアルタイムシステムとは?
 -リアルタイム性保証のアプローチ
 -リアルタイムシステムの性能指標
・リアルタイムスケジューリング理論(1)
 -リアルタイムスケジューリング理論とは?
 -Rate Monotonic Analysis
 -Critical Instant定理

2時限
・リアルタイムスケジューリング理論(2)
 -最適な優先度割付け
 -プロセッサ使用率によるスケジュール可能性判定
 -優先度逆転とその解決アプローチ
 -非周期スクの扱い
 -オーバロードの扱いとQoS制御

3時限
・リアルタイムスケジューリング理論(3)
 -リアルタイムスケジューリング理論の適用事例
・最悪実行時間解析
 -最悪実行時間解析の困難性
 -タイミングスキーマによる解析
 -最適化問題への帰着による解析

4時限
・リアルタイムシステムの性能評価
・確率的なリアルタイム性保証

これまでに受講された方々の声
  • 実務で考えている内容がまちがっていなかったことや,その理論的な裏付けを理解できた.
  • RTOSを使用した業務をはじめたばかりだったため,不明瞭な部分がありながら進めていたが,設計のたしからしさ等を今日学んだことにつなげられそうだと感じました.
  • 高田先生の講義を聴講できる有意義な時間となった.
  • 現在業務にてRTOSの開発に関わっているが,いままでアプリケーション寄りの開発をしていたため,OSや組込みの知識に乏しく,リアルタイムスケジューリングの知識について良い勉強になりました.
  • リアルタイム性を考慮した作業は経験が少なく時間に関しては適当になりがちでしたので非常に参考になりました.
  • リアルタイム性を考える上で,多数の材料を手に入れることができた.
  • リアルタイム性保証技術について殆ど知らなかったが,今回の講義を受講することで,その方法や難しい点が分かり,(独学で勉強すると大変と思われる)保証の為の定理証明もポイントを押さえて紹介してもらうことで短い時間の中で基本的な方針を知ることができ,非常に良かった.
  • 今まで経験上だけでやっていたので,理論体系を学ぶことができた.
  • 高田先生というとても有名な先生からの講義は説得力があった.
  • 業界の最先端の情報をご紹介頂き,顧客との会話の上で,通用する知見を得ることができたと思う.
備考 募集期間に関わらず,受講のための名古屋大学からの諸手続き,連絡は,開講日1月前から開始します.それ以前に,開講手続きや,受講料の期間前納入のご相談には応じ兼ねます.ご了承ください.
お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください.
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