メンタル面の管理技術(2回目)
開講日 | 2017年07月04日(火曜日) |
開講時間 | 09時30分から17時00分 (09時00分開場,集合時刻09時15分) |
受講料 | 2万円(税込) |
定員(先着順) | 30名 |
会場 | 名古屋大学 IB電子情報館南棟285講義室(アクセス) |
講師 | 海上智昭(名古屋大学) 講師は都合により変更する場合があります |
講座概要 | めまぐるしく進歩する技術に対応しながら,新しい価値観を世に送り出す専門職で活躍するためには,強い精神力と忍耐力が必要となります.人間が働く以上,精神論だけでは真に幸せに働くことも,仕事を回すことも難しいでしょう.ましてや,技術や価値を生み出すことは,精神論に依存していては難しいものがあるのではないでしょうか.人材を育成したり,自らの成長を管理するという課題について考えたりした場合,これらの問題は更に現実味を帯びてきます. たとえば,過度のストレスによって一人の構成員が職務遂行困難に陥ってしまうと,組織として様々なリスクにつながることもあるでしょう.また,素晴らしいポテンシャルを持つ技術者の可能性を引き伸ばすことも,当然ながらできなくなってしまいます.ただし,仕事をする上でストレスを感じることは,いわば当たり前の話です.そこで,ストレスが排斥されたユートピアを目指すのではなく,上手な付き合い方や管理方法を学ぶことが,おそらくはもっとも現実的な解決策であるといえます. 従来,このような内容は,精神疾患やメンタルヘルスといった,問題要素の理解に焦点を当てたアプローチが主流でした.本講座では,特に後半部分で,幸福感や仕事の愉しさといった明るい視点から,組織の他のメンバと価値観や情報を共有するための,自己管理法や組織管理法について学びます. 本講座は,管理者と担当者の双方に有効です. |
実習機材 | 特になし |
到達目標 | ・ソフトウェア技術者育成の改善点を挙げることができる ・部下や組織構成員の幸せを実現するための管理方法について理解する ・具体的な自己管理,組織管理手法を学ぶ |
対象者 | ソフトウェア開発管理の業務に従事されている方 |
前提条件 | 特になし |
講義計画 | 第1時限 技術職のストレスやうつ傾向の特徴 第2時限 リーダーシップとコミュニケーション 第3時限 ポジティブな人材育成と組織管理 第4時限 幸せに働くための管理技法 |
これまでに受講された方々の声 |
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備考 | 募集期間に関わらず,受講のための名古屋大学からの諸手続き,連絡は,開講日1月前から開始します.それ以前に,開講手続きや,受講料の期間前納入のご相談には応じ兼ねます.ご了承ください. お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください. |