NEP|名古屋大学組込みシステム人材育成プログラム

NCES人材育成プログラム(NEP)
組込みシステムの研究者と技術者を育成します

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ドキュメントレビュー

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開講日 2017年11月30日(木曜日)
開講時間 09時30分から17時00分(開場は09時00分)
(09時00分開場,集合時刻09時15分)
受講申込締切り 2017年11月22日(水曜日)12時
受講料 2万円(税込)
定員(先着順) 30名
会場 名古屋大学 ナショナル・イノベーション・コンプレックス(NIC)館2階211スタジオ(会議室)
アクセス)2017年09月05日更新
講師 塩谷敦子(イオタクラフト)
講師は都合により変更する場合があります
講座概要

ソフトウェア開発では,要求仕様書やアーキテクチャ設計書など複数種類の開発ドキュメントが作成されます.本講座では,それらの開発ドキュメントに対するレビュー技術を学びます.

本講座で学ぶ開発ドキュメントのレビュー技術は,単に文書を校正するだけではなく,技術者の育成までを視野におきます.我々は,このドキュメントレビューを,文書診断と名づけます.

文書診断では,主に次の5点に注目します.
 ・表記,表現が適切か
 ・読みやすいか
 ・理解しやすいか
 ・論理的に記述しているか
 ・開発に必要十分な情報(合目的,正確,妥当)が記載されているか
そして,この5点の診断視点を例として,自らの診断視点を検討します.これは,開発文書のあるべき姿のとらえ方,そのための表現のしかたを見直すことに繋がります.
(※)5点の診断視点は,システム開発文書品質研究会(ASDoQ)発行「システム開発文書品質モデルVer.1.0」を参考にしたものです.

そして,文書診断により,文書の品質が向上すると共に,診断を受けた文書を作成した技術者に不足する文書力の領域が明らかになります.このため、それぞれの技術者に適した効果的な育成が可能となります.さらに,文書診断を行う技術者自身も,客観的にドキュメントを読み改善するコツを得ることで,自らの文書力を向上させます.

本講座は,全てのソフトウェア開発者に有効です.

(補足)本講座は,H22年度~H26年度に実施した「ドキュメントレビュー」を改訂した内容です.

実習機材 特になし
到達目標 ドキュメントレビューに関して理解を深め,開発現場において実践できるようになる
対象者 ソフトウェア開発業務に従事されている方
H21年度に「レビュー工程を成功させる指導技術」講座を受講された方は,講義の一部が同じ内容となります.ご了承ください.
前提条件 特になし
講義計画

1. レビュー総論
 レビューの位置づけと種類
 レビューの有効性

2. ドキュメントレビュー要説
 ソフトウェア開発とドキュメンテーション
 ドキュメントレビューとは
 ソフトウェア文書診断
 診断視点の検討
 文書診断によるドキュメントレビュー

3. 文書診断の実践
 診断項目の確認
 指摘事例
 診断演習
 ドキュメントレビュー実習

4. 図表のドキュメントレビュー
 図・表・文章
 図表のレビュー
 表の例
 図の例:UMLダイアグラム
 図表が表現できること・できないこと

これまでに受講された方々の声
  • ドキュメントレビューにて重視すべき観点について新たな気付きが得られた.今後のドキュメントレビューはもちろん,ドキュメント作成にFBできる内容であった.
  • レビューのやり方がとても参考になった.具体的には,レビューの時間のかけ方や,レビューの観点(誰が,いつ,何のために,どのように)等,持ち帰って実践を行おうと思います.個人的には,別の方の意見も聞けてとても参考になりました.
  • レビューを実施するタイミング・各工程での成果物の取り決めなどのソフトウェア開発プロセスの表面的な内容が整ってきた企業が,手順や成果物の中身を成熟させるためのステップに上がるのによいセミナーだと感じました. セミナーの講師の方々も企業での研究開発経験者であり,企業内における改善の進め方を熟知されているようで,信頼できると思います.
  • ドキュメントは作成していたけど,レビューをしてもらった記憶があまりなかったので,なんとなく分かってはいましたけど,やはりこれが不具合発生が止まらなかった理由なのかと納得しました.ドキュメンテーションの重要さが身にしみました.
  • 実践的な内容を含んでおり,仕事でもすぐ活かせる内容でした.
  • 文書を見直すための技術,技能的な観点を教えて頂けたのが有意義であったと思います.
  • ドキュメントのチェックポイントがよく理解できました. 実習で体験することで理解を深めることが出来たと同時に, 日本語の持つ「あやふやさ」を再認識しました.
  • 文書診断で実例があったため,今まで普通に使っていた表現がよろしくないものがあったことに気づけ良かったです.
  • 本講座を受けたことにより,ドキュメントレビューの重要性とドキュメントレビューのポインタが理解できました.開発現場でも実践していきたいと思います.
  • 品質良いドキュメントかどうかを判断するために,単純にドキュメントレビューでの指摘数やレビューア評価で決めるのではなく,ドキュメント品質を評価する基準がかなり重要と分かりました.
備考 募集期間に関わらず,受講のための名古屋大学からの諸手続き,連絡は,開講日1月前から開始します.それ以前に,開講手続きや,受講料の期間前納入のご相談には応じ兼ねます.ご了承ください.
お申込みや開講に関わる諸条件は,公開講座開講規約のページをご覧ください.
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